この記事の内容
- 縮毛矯正について知る
- 縮毛矯正と髪質改善どちらが最適か
- 髪質改善との違いを理解する
- 縮毛矯正はかなり繊細な施術である事
- 髪質改善の土台に最適な施術
- 縮毛矯正のお客様向けの仕組みを解説

ココがポイント
結論:クセ毛・広がり・うねりを解決するなら縮毛矯正が最適です!
髪の補修・艶感・質感をキープし、次回の縮毛矯正までの乱れをメンテナンスしたいなら、髪質改善トリートメントや髪質改善カラーを取り入れるのがオススメです。
「クセ毛をなんとかしたいけど、縮毛矯正と髪質改善どっちがいいの?」「縮毛矯正で失敗したくない!」そんな不安を抱える方に向けて、縮毛矯正の仕組みや髪質改善との違い、ホームケアの重要性について解説します。
縮毛矯正は髪の内部の結合を変える高度な技術ですが、その分リスクもあります。
自分の髪が何をされているのかを知ることで、美髪への意識が高まり、ホームケアの重要性も理解できるはずです。
本記事では、縮毛矯正のメカニズムや専門的な知識を交えながら、「なぜ縮毛矯正が髪の形を変え、持続するのか?」を詳しく解説していきます。
専門的な話も出てきますが、縮毛矯正とはどのような施術なのかを知ることで髪をより綺麗にする意識が高まり、美髪を長持ちさせるコツが身につきます!
縮毛矯正をかける前に、正しい知識を持ち、自分に合った最適な選択をして、美髪を手に入れましょう!
【札幌縮毛矯正】クセ毛、広がりの悩みを解決!髪質改善ストレート

髪のクセ毛やダメージによる広がりやパヤ毛を解決する「縮毛矯正」について解説していきます。

ココがポイント
- 髪質改善の役割: 髪の内部結合を作り、歪みをサポートする。
- 髪質改善トリートメントではクセ毛は伸びない: クセを伸ばすには縮毛矯正が必要
- 縮毛矯正は失敗すると深刻なダメージを招く: 施術者の技術が重要。
縮毛矯正は、髪のクセ・うねり・広がりを解消し、サラサラのストレートヘアを長期間キープできるメニューです。
湿気や汗で広がる髪質、ヘアアイロンやブローをしてもクセがすぐに戻る髪の悩みを抱えている方に最適な施術です。
縮毛矯正は髪の内部の結合を一度切断し、ストレートの形状で再結合させることで、シャンプーをして洗って乾かしてもストレートのまま維持できます。
クセが強い方や、広がりやすい髪をしっかりコントロールしたい方におすすめのメニューです。
また、髪質改善トリートメントや髪質改善カラーなどの髪質改善の効果をしっかり実感したい方、持続性を高めたい方、クセ毛や髪の形状の乱れによりあまり効果を実感できなかった方にもオススメのメニューです。
\ POINT! /髪の乱れやクセ毛を根本から解決するには縮毛矯正のみです。
縮毛矯正は洗って乾かしても髪がまっすぐのまま固定される

ストレートアイロンやストレートパーマは、一時的なストレート効果しか得られませんが、縮毛矯正は髪の内部の結合を変化させるため、半永久的にストレートの形状を維持できます。
ただし、新しく生えてくる髪には元のクセが残るためリタッチの縮毛矯正が必要になることがあります。
\ POINT! /髪質改善の土台作りでクセ毛が強くない場合でも1年に一度だけ縮毛矯正をかけておくとさらに効果的になり、実感しやすく髪質改善の持続性も高まります。縮毛矯正はクセ毛の悩みを解決と同時に髪質改善を最大限に感じるためのベース作りにもなる◎
縮毛矯正は「クセ毛、広がり、ヂリヂリななビビリ毛などの髪の問題を解決できる」

髪質改善トリートメントや髪質改善カラーはクセ毛を落ち着けることはできても、クセ毛を伸ばす事は不可能です。
ココがポイント
- 強いクセ毛 → ストレートヘアに
- 広がりやすい髪 → まとまりのある髪に
- チリチリ・ゴワゴワの髪 → なめらかで指通りの良い髪に
- パヤ毛→ポワポワが落ち着き艶髪になる
- ビビリ毛→縮毛矯正の失敗が原因
\ POINT! /髪の表面が乱れている方にも縮毛矯正は有効です。髪質改善は髪のコンディションを整えるのに特化したヘアケアメニューです。
根本が伸びたらリタッチ縮毛矯正が必要になる

ココに注意
新しく生えた地毛はクセ毛です。クセが強いほど縮毛矯正をかけた箇所との見た目のギャップがわかりやすくなるのでリタッチ縮毛矯正の周期には個人差があります。
縮毛矯正を施した部分は半永久的にストレートのままですが、新しく生えてくる髪は元のクセのままです。
そのため、根元が伸びてくると、ストレート部分との境目が目立ちやすくなります。
クセの強い方は4~6ヶ月ごとにリタッチ縮毛矯正を行うことで、自然な仕上がりを維持できます。
ヘアカラーのリタッチのようにクセが強い程、根本の伸びた箇所と縮毛矯正をかけた毛先の境目のギャップが気になりやすいので大体の目安になります。
クセは強くないけど、髪質改善のために縮毛矯正をかけた方は場合により1年に一度で十分な場合もあります。
\ POINT! /縮毛矯正の頻度は自分が髪の乱れが気になったり、そろそろクセが大変だなと感じた頃で◎ただし先延ばしにしてヘアアイロンの温度を上げて使用しがちになるのでダメージの進行にも注意が必要!縮毛矯正でジリジリは抑えられても熱ヤケのダメージでの質感は直しにくくなってしまいます。
縮毛矯正をするも髪質改善との相性が良くなる「効果と持続性が格段に上がる」

ココがポイント
縮毛矯正は髪質改善トリートメント、髪質改善カラーなどの効果を引き上げてくれる。
縮毛矯正は、単にクセを伸ばすだけでなく、髪質改善の土台を作る施術としても非常に有効です。
縮毛矯正をかけた髪は、髪の表面が整い、トリートメント成分が浸透しやすくなるため、髪質改善トリートメントと併用することで、よりツヤのある美しい髪を維持できます。
また、時間が経過した縮毛矯正の乱れを整える効果や根本の伸びたリタッチの境目もある程度なら髪質改善トリートメントや髪質改善カラーの酸による結合で抑える事も可能なので、2~3ヶ月の周期で髪質改善メニューを行うと引き締まるのでクセが気になりずらくなります。
\ POINT! /次回の縮毛矯正の微妙な期間は酸熱系の髪質改善をやると髪が引き締まり根本のクセがしばらく気になりずらくなります。伸びすぎると難しいので、たまに縮毛矯正のリタッチと併用していくと髪のダメージを抑えながら美髪をキープしやすくなります。
髪質改善ではクセ毛は伸びない「縮毛矯正が必要になる」

近年話題の「髪質改善トリートメントや髪質改善カラー」は、髪のダメージを補修し、ツヤやまとまりを向上させる効果がありますが、クセ毛をストレートにする力はありません。
ココがポイント
- 縮毛矯正 → 髪の結合を変えてクセを伸ばす。広がりを解決する
- 髪質改善 →髪に結合を作る・髪の補修・ツヤ・まとまり・ハリコシ・弾力を良くする
縮毛矯正は髪の結合を切りまっすぐにして固定化させますが、髪質改善は結合を作り髪の歪みを支えるサポートのような役割です。
髪質改善トリートメントでクセ毛が伸びると思っていたけど、なんか違う。と感じた経験がある方はこれが原因です。
\ POINT! /髪の状態に合わせて縮毛矯正と髪質改善を使い分けるとダメージを抑えながらクセ毛の悩みを解決させやすくなります!毎日ストレートアイロンを使うよりダメージ減、空洞化して無駄な水分が入る箇所を引き締めてくれるので、ドライヤーの乾くスピードも早くなるのもメリットです◎
結論「縮毛矯正はクセ毛を伸ばす」
SS結合という大事な髪の構造を作る箇所を一度切断して真っ直ぐに整えた状態で再結合させる。
髪の整形手術のイメージ
\ POINT! /半永久的にストレートになる。湿気にも強くストレートアイロンが艶出し程度で済むようになります。
結論「髪質改善は結合で支える!補修力がメインでクセ毛も抑えられる」
髪を支える架橋(イミン結合)を作り歪みを抑える+トリートメント効果で補修成分も熱で固定化させる。
コルセットやサポーターで支えるイメージ
クセ毛は伸ばせないが抑えてはくれます。
\ POINT! /クセ毛を伸ばすわけではない。髪の内側からハリコシを出し強化して弱った髪に健康的なハリコシを与えてくれる。
縮毛矯正は失敗されると、とんでもなく痛む!札幌で悩んでいる方は相談してください。

縮毛矯正は、髪の内部構造を支える重要なSS結合という「髪の強度、柔軟性、髪の形状」に関わる箇所にアプローチをかけるため失敗してしまうとダメージの大きな施術になります。
ココに注意
- 薬剤が強すぎると、髪がチリチリになってしまう「ビビリ毛になる」
- アイロンの温度が高すぎると、髪が硬くゴワつく「熱ヤケ」
- 薬剤の選定ミスで、ダメージが進行する
- シャキンと真っ直ぐになり過ぎると直せない
縮毛矯正はヘアカラーと違って染め直しのように、やり直しが効かない場合も状態によってはありえてしまう施術です。
髪の形状自体を変化させる施術なので「髪が焼けてしまったり、タンパク質を潰し過ぎた」など、一度決まってしまった質感は直すのが困難で伸びるまで待つしかなくなってしまう場合もあります。
\ POINT! /縮毛矯正は髪の構造を変えるのでタンパク質を潰し過ぎるたり焼いたりすると後からやり直しができない場合があります。髪は生肉や生卵と同じタンパク質なので、熱を入れたら固くなり再度柔らかくする事ができないためです。
【比較】縮毛矯正 vs ストレートパーマ|違い・選び方・メリットを徹底解説

縮毛矯正とストレートパーマはどちらも髪をストレートにする施術ですが、その目的や仕上がり、持続性に大きな違いがあります。
縮毛矯正は強いクセや広がりをしっかり抑え、長期間ストレートヘアをキープできるのが特徴です。
一方で、ストレートパーマはパーマを落としたり、軽いクセをナチュラルに整えたりするのに適しています。
\ POINT! /縮毛矯正よりもストレートパーマの方がダメージは少ないがクセ毛の方には不十分な効果になります。
施術目的の違い「縮毛矯正とストレートパーマは何が違う?」

項目 | 縮毛矯正 | ストレートパーマ |
---|---|---|
施術目的 | クセをしっかり伸ばし、半永久的にストレートを維持 | パーマを落として自然なストレートに戻す |
仕上がり | 完全にストレート | 自然なストレート |
持続期間 | 半永久的 | 1〜3ヶ月程度 |
\ POINT! /髪の形状をしっかり綺麗に伸ばし艶感を出したいなら「縮毛矯正」、ボリューム感やパーマを落としたいなら「ストレートパーマ」が最適です。
どっちを選ぶべき?クセ毛・ダメージの状態別の最適なストレートメニュー

ココがポイント
- 縮毛矯正が向いている人:強いクセやうねりがある人、ストレートヘアを長期間維持したい人
- ストレートパーマが向いている人:パーマを落としたい人、軽いクセをナチュラルに整えたい人
また、髪のダメージが強い場合には酸性ストレートと呼ばれる酸性縮毛矯正などの髪の状態に合わせたダメージを抑えたながらの施術をする事もできます。
\ POINT! /酸性の縮毛矯正は主にエイジング毛、ダメージ毛など髪が弱っている方にも対応できます。通常のアルカリ縮毛矯正とは理屈は同じです。
メリット・デメリット比較|仕上がり・持続性・ダメージ

ココがポイント
- 縮毛矯正のメリット:強いクセ毛も長期間ストレートが持続し、ツヤのある髪をキープできる
- 縮毛矯正のデメリット:薬剤の影響が強く、施術後のダメージが大きくなる可能性がある
- ストレートパーマのメリット:自然な仕上がりで、髪への負担が比較的少ない
- ストレートパーマのデメリット:クセを完全には伸ばせず、持続期間が短い
\ POINT! /どちらを選ぶか迷っている方は、美容師に相談しながら自分の髪質やダメージ状態に合った方法を選びましょう。
札幌の湿気・乾燥・広がり対策|縮毛矯正でストレートヘアをキープする方法

札幌の寒暖の差はクセ毛やダメージで広がる悩みを抱えている方には問題の多い地域である。適切に縮毛矯正をかけると日常生活が楽になります。

特にクセ毛や広がりが気になる方にとって、札幌の気候や寒暖の差により湿気と乾燥は大きな課題になります。
そこで、湿気や乾燥に影響されにくい美髪を保つための縮毛矯正の選び方について詳しく解説します。
札幌の湿気とうねり対策|縮毛矯正が最も効果的な理由は?

札幌の湿気は、夏と冬で大きく異なるのが特徴です。
クセ毛や広がりに悩む女性にとっては札幌の気候の変化はクセ毛にもダメージにも直結しやすい環境でより適切なホームケアが求められる地域になります。
札幌の夏の湿気|なぜ髪がうねるのか?(6月〜9月)

- 梅雨はないが、7月〜8月は湿度が高め(60〜80%)
- 台風や大雨の影響で一時的に湿度が上がることもある
- 湿気で髪が広がりやすく、クセ毛のうねりが出やすい
ストレートアイロンを頻繁に使用して髪が熱変性を起こしやすくなります。
髪は肉や卵と同じタンパク質なので毎日少しずつ熱が入り硬くなって乾燥していってしまいます。
夏にクセを抑えるためにアイロンを使用し過ぎると少しずつ焦げて炭に近づいていっている状態が数カ月続きます。
結果、水分保持しにくい半分焼けた髪になってしまいます。
そして、湿度に対して敏感な髪に湿気を吸い込みやすくさらに広がりやすい髪になってしまいます。
\ POINT! /縮毛矯正は痛むというイメージですが、毎日アイロンで熱と摩擦を与えた方が結果的に痛む場合の方が多いです。熱で焼けた髪はヘアカラーの色落ちが早く退色しやすく、トリートメントの持続性も悪くなってしまいます。
札幌の冬の乾燥|パサつきを防ぐ縮毛矯正のコツ(11月〜3月)

- 乾燥が激しく、湿度が30〜50%程度
- 暖房による室内の乾燥で、髪がパサつきやすい
- 静電気で髪が広がりやすい
夏の湿気の多い時期にストレートアイロンをやりすぎて髪が水分保持ができなくパサパサになってきている状態に、さらに追い打ちで乾燥の時期が訪れます。
夏は湿気で広がり、冬は乾燥で広がりやすく、さらにストレートアイロンが必要になるなど、悪循環の繰り返しになってしまう場合もあります。
また、髪は乾燥していると切れ毛や枝毛などもできやすくなってしまいます。
枝毛や切れ毛が増えると根本のすいていない髪で中間から毛先にかけて髪を押し上げてしまい余計に広がりが気になるようになります。
\ POINT! /髪は乾燥すると静電気の影響も受けやすく枝毛や切れ毛なども増えやすくなってしまいます。
札幌の気候に合わせた縮毛矯正の選び方

北海道は梅雨がないため湿気が少ないと思われがちですが、札幌は夏の湿度が高く、髪が広がりやすい環境です。
特に、アイロンをしてもすぐに戻るクセ毛の方にとって、湿気対策は欠かせません。
湿気が多い夏に最適な縮毛矯正のポイント
- アルカリ性のストレート剤を使用し、しっかりとクセを伸ばす
- 髪内部の水分バランスを整え、湿気に影響されにくい状態を作る
- ドライヤーの冷風を使ってキューティクルを閉じる
- ヒートプロテクト成分入りのヘアオイルを使い、湿気から髪を守る
基本的には「アルカリ性の縮毛矯正(髪のダメージによる)」、あるいは「低アルカリ、高還元剤のストレート剤」がしっかりとクセ毛が伸びます。
保湿ケアで湿気・乾燥を防ぐ冬の札幌は、暖房による室内の乾燥が激しく、髪の水分が奪われてパサつきやすい環境です。
乾燥による広がりを防ぐためには、縮毛矯正後の適切なケアが必要になります。
\ POINT! /髪質や髪のダメージ状態に合わせて縮毛矯正の種類を選んでもらう事が最も重要です。
乾燥が気になる冬におすすめの縮毛矯正とケア方法
- 酸性ストレートを使用し、ダメージを抑えながらクセを伸ばす
- 縮毛矯正後は、コラーゲンやケラチン補修トリートメントで水分補給
- 洗い流さないトリートメントで髪の保護膜を作り、乾燥を防ぐ
- ドライヤーやアイロンを使う際は低温(140〜160℃)に設定し、熱ダメージを軽減
酸性ストレートは夏にしっかり伸ばしていた程の話しでしたが、冬もアルカリの縮毛矯正かけられます。
縮毛矯正をかける美容師は札幌では湿気と乾燥の時期の差が激しいので、尚更ダメージを抑えた施術を行わなくてはいけません。
札幌の気候や髪のコンディション合わせた縮毛矯正を選ぶことで、湿気にも乾燥にも負けない美髪をキープすることができます。
\ POINT! /クセ毛や広がりにお悩みの方は、ぜひ一度縮毛矯正を検討してみるのもあり!
縮毛矯正と髪質改善「あなた髪に合うのはどっち?」

札幌の気候や髪質改善に合わせたメニュー選びとは?縮毛矯正と髪質改善はどっちがいい?

ココがポイント
- 縮毛矯正:結合を切り再結合させる
- 髪質改善:内側から補修して支える
目的に合わせたメニューを行うことでクセ毛やダメージの問題を解決して綺麗な髪をキープしやすくなります。
\ POINT! /自分の髪の状態を知る事で縮毛矯正なのか髪質改善なのかメニュー選びに失敗しにくくなります。
縮毛矯正は「クセ毛、ダメージ、パヤ毛が気になる方、髪質改善の土台を作りたい方」

縮毛矯正は髪の内部の結合を変化させることで、うねりや広がりをしっかりストレートにする施術です。以下のようなお悩みを抱えている方に向いています。
ココがポイント
- 強いクセ毛やうねりをしっかり伸ばしたい
- 湿気で髪が広がりやすい
- 朝のセット時間を短縮したい
- ストレートアイロンを使わずにストレートをキープしたい
- 髪質改善の土台を作りたい方
- 朝の準備時間を短縮したい
洗ったらすぐに広がる、毎日アイロンが面倒くさい、朝の準備時間を短縮したい、髪質改善の効果をしっかり実感したいという方は縮毛矯正で美髪のベースを作るところから始めるのがオススメです!
\ POINT! /縮毛矯正を成功させると内部とキューティクルが整うのでヘアカラーの発色や色持ち、トリートメントの定着もよくなります。
縮毛矯正のメリット
- ストレートが永久に続く
- 準備時間や扱いが楽になる
- ストレートアイロンが不要になる
- シャンプーしても取れない
- 髪の土台が綺麗になる
- 色持ち、発色が良くなる
- ホームケアがしやすくなる
縮毛矯正のデメリット
- 髪に負担がかかる可能性がある
- 根元が伸びてくると、リタッチが必要
- 失敗すると直すのが難しい場合がある
- 時間がかかる
- 料金が高い
髪質改善は「弱いクセを抑えたり、髪の補修見た目を艶感にしたい方」

髪質改善は、トリートメント成分を髪の内部に浸透させ、ツヤやまとまりを向上させる施術です。
ココがポイント
- 髪のパサつきや乾燥が気になる
- 広がりを抑えたいが、ストレートにはしたくない
- ダメージを補修しながらツヤを出したい
- とにかく艶感な髪にしたい
- ハリコシが低下している
- 縮毛矯正までは必要ない
縮毛矯正は「クセをしっかり伸ばす」、髪質改善は「ダメージ補修」が目的。
一般的な髪質改善は「酸熱トリートメントかアルカリ酸熱トリートメント」でイミン結合という架橋を髪の内部に作り支えるメニューの事をさしている場合が多いです。
酸熱トリートメントの仕組みが知りたい方コチラの記事をご覧ください。
【札幌 髪質改善】酸熱トリートメントとアルカリ酸熱トリートメントの違いとは?
TAKAHATAの施術で使用する「METEO(メテオ)トリートメント」は酸熱とアルカリ酸熱の両方に対応できます。
\ POINT! /髪質改善には「ケラチン系」「酸熱系」「微還元系」など種類は1つではない。代表的なのが酸熱トリートメントです。
髪質改善のメリット
- 髪の艶感、補修と強度、ハリコシ感など質感が向上する
- 縮毛矯正のより時間がかからない
- ダメージを補修し、手触りがなめらかに
- ドライヤーの乾くスピードが早くなる
- 縮毛矯正のメンテナンスができる
髪質改善のデメリット
- 縮毛矯正のようにクセを伸ばす力はない
- 失敗すると酸熱死する可能性がある
- 効果が永久ではない
- 酸熱死すると痛む
\ POINT! /髪質改善はクセ毛は伸ばす事はできないがダメージ補修に特化しているため縮毛矯正よりも気持ちいい指通りと質感を再現する事ができます。
縮毛矯正の失敗とは違う髪質改善の酸熱死とは?

髪質改善トリートメントは一般的に酸熱トリートメントと言われる種類の施術が一般的です。
熱の力で髪に結合を作り作用する事で持続性の高い効果を得られる事で通常のトリートメントとは理屈が違います。
髪質改善は効果と持続性も高いところにメリットがあるのですが、失敗すると酸によって過収斂することによるダメージリスクもあります。
酸熱の髪質改善トリートメントについてはコチラの記事をご覧ください。
【髪質改善】酸熱トリートメントとアルカリ酸熱トリートメントの違いとは?
髪が酸性に寄り過ぎて耐えられなくなり細くなりすぎてジリジリしたり絡まりやすくなる状態の事です。
\ POINT! /酸熱死でダメージした髪を直すことは難しく髪が細くなり過ぎて絡まりと軋みが出てしまいます。少しずつカットをしていかないといけない場合もあるので失敗すると痛むのが通常のトリートメントとの違いです。
縮毛矯正とは、実際に何をされている?「お客様の疑問を解決と不安を解消!」

実際に縮毛矯正と何が行われているのか、リスクのある科学反応を利用して髪を再形成させているという事を理解してください!

縮毛矯正は「髪のうねり、広がり、クセを抑え、綺麗なストレートヘアを実現する施術ですが流れは
step
1縮毛矯正1剤で結合をきる
step
2中間処理
step
3アイロンでクセを伸ばす
step
42剤で再結合させる
step
5後処理
という工程で美髪を作っていきます。
しかし、「縮毛矯正で何が起きているの?」と疑問に持たない方も少なくありません。
よくよく考えると、自分の髪は何されているのか知らないのって怖くないですか?
縮毛矯正って実際にはとんでもない事をしていて、髪のかなりデリケートゾーンに触れてしまう施術です。
なので、不安や疑問を少しでも減らしてから施術を受けた方がいいと思いお客様向けに説明していきます。
\ POINT! /自分の髪が実際に今何をされているのか知るホームケアに対する意識も変わるかも!?
「疑問❶」縮毛矯正、髪質改善ストレート、美髪矯正とは?

美容室で言うところ以下のようなネーミングが縮毛矯正系のメニューになります。
- 美髪矯正
- 髪質改善ストレート
- 僕だけにor私だけにしか出来ない美髪◯◯
あまり触れていけない施術のネーミングも出てきましたが、基本的に全て縮毛矯正です。
クセ毛を綺麗に伸ばして固定化させるメニューで、髪の結合を切ってアイロンで伸ばして2液で固定化させてまっすぐになる!
このあたりをホットペッパーやSNSで見かけたら縮毛矯正だと思ってください。
\ POINT! /縮毛矯正はとりあえずクセ毛の結合を切るところから始める。工程の1つ1つが重要で、その1つ1つが仕上がりとダメージに関係してきます。
「疑問❷」「縮毛矯正」は自分が何をされているのか?

縮毛矯正は、髪表面だけでなく「内部構造」に直接作用します。
薬剤が強いとダメージに繋がる、再結合しない箇所が出来るなどのケミカルダメージに繋がり、アイロンで失敗すると髪が焼ける、タンパク質を潰して硬くなってしまう物理的ダメージにも繋がってしまいます。
髪を一度骨折させて、再び綺麗な状態でくっつけるイメージです。
縮毛矯正は「骨折のさせ方、骨折中のケア、再び綺麗にくっつけるまでの過程」これにより仕上がりと髪への負担が左右される施術です。
\ POINT! / 縮毛矯正は髪の構造や強度に最も関わりのある結合を切るためかなりデリケートなゾーンの施術です。
「結論」ジスルフィド結合に作用「髪の結合を切り再結合させる」

ジスルフィドが切れると髪は骨折状態です。
縮毛矯正は、「ジスルフィド結合」という髪の内部結合を一度切断し、まっすぐ綺麗な状態を作りそれを再結合させ固定化させる技術です。
クセ毛や形状がバサバサで広がるなどの状態の髪は内側から外側にかけて直さないと根本的な問題を解決できないのはこのためです。
\ POINT! / 縮毛矯正の仕上がりはこのジスルフィド結合の切断してから再結合させるまでの過程でクォリティが決まります。洗ったらクセが戻った、ビビリ毛になって失敗してしまったなどは切断と再結合までのどこかのステップに問題がある場合に起きてしまいます。
「STEP❶」縮毛矯正は還元剤を使いジスルフィド結合を切るところから

縮毛矯正の仕上がりは、使用する薬剤の種類や濃度、アイロンの熱の入れ方など施術者の技術力に大きく左右されます。
- 武器:ストレートアイロンの熱
- 魔法:還元剤(縮毛矯正の薬剤)
どちらも重要です。
状況に応じて優先して武器で攻めるのか魔法で攻めるのかを美容師は使い分ける必要があります。
ココがポイント
- 薬剤が強すぎるとダメージが増え、結合を切りすぎる
- 弱すぎると結合の切り方が甘くてクセが伸びない
- 熱が強いと髪が物理的ダメージが増え焼けたり、硬い仕上がりになる
- 熱入れが甘いとクセ毛が上手く伸びない
縮毛矯正は結合を切りすぎても負担がかかるし、再結合させきれない箇所も出る、還元が不足しているとクセ毛が伸びないなどバランスの難しい施術です。
\ POINT! /縮毛矯正はまず髪の結合を切らないといけません。強すぎても弱すぎてダメ!髪の状態に合わせて適切に薬剤選定をする必要があり組み合わせや調合は美容師によって違います。
「STEP❷」中間処理「還元剤を流し再結合させやすくする工程」

縮毛矯正ではこの工程もかなり重要ポイントです。
1液に含まれる不要な残留薬剤の処理と切れた結合に対してのアプローチが含まれています。
ここで残留させてしまうと再結合が上手くいかない、家に帰ってからしばらく痛み続ける、残留した還元剤を適切に処理しないとヘアカラーに含まれるアルカリ剤で再び活性化して予期せぬダメージに繋がるなどの現象も起きてしまいます。
この工程では髪の中をできるだけクリアにして補修したり保護したりする成分を順番を考えながら補給したりなどが含まれています。
先程のアイテムとは髪の体力回復と髪の保護をする処理剤というものになります。
髪のアイテム
- ケラチン(髪の弾力やハリコシ)
- CMC(髪の油分や水分保持)
- エルカラクトン(熱からの保護とケラチンの受け皿)
- キトサン(熱からの保護)
- セラック(艶出しと髪の強化)
などいい出したらきりがないのですが、1液を流す中間処理という工程で補給していきます。
この工程は美容師によって使う処理剤の種類や中間処理の重要性の認識が違うところも仕上がりの差が出るポイントです。
毛髪理論をちゃんと勉強して縮毛矯正を行っている美容師が意識しているポイントがあり、ミックスジスルフィド結合というものがあります。
縮毛矯正美容師向け【2つの還元反応】以外と知らないミックスジスルフィド結合について。
もしこの記事を美容師さんが見たら知らなかった事などが書いてあるかもしれないので、是非参考にしてください。
ミックスジスルフィドと髪の強度低下、クセ戻り、ダメージに大きく関係しているので、できるだけ残してはいけない邪魔な結合になります。
\ POINT! /中間処理の時点では髪は骨折状態なので、補修成分も深くまで入りやすい!残留して残してはいけないものもできるだけ追い出す事で仕上り、ダメージ 、持続性が変わってきます。ただ流すだではなく重要な工程になります。
「STEP❸」ストレートアイロンでクセ毛を伸ばし整えていく

ココがポイント
- 薬剤選定:知識
- アイロン操作:技術力
アイロンもただ伸ばすだけではなく感覚的な技術力が関係する工程です。
- 髪を挟む力
- 引っ張る力
- 熱を入れる時間
- 水分の残し具合
- 蒸気の抜き方
熱入れが甘いとクセ毛が伸びない、熱を入れ過ぎると焼ける、硬くなる、シャキンとなるなど質感もコントロールしながら伸ばしていきます。
\ POINT! /ヘアアイロンの操作も重要です。薬剤選定がバッチリ決まればアイロンの無駄な熱で痛めない、柔らかい質感、巻きやすい巻きにくいなどの仕上がりが技術によって左右されます。
「STEP❹」縮毛矯正の1剤で切れた結合を2剤で再結合させる

ストレートアイロンが終われば結合を固定化させるために2液「過酸化水素かブロム酸」というものを髪につけていきます。
2液も適切に調整をしないと髪が発熱して負担がかかったり、塗布ムラや再結合が甘いとダメージやクセ戻りの原因になってしまうポイントです。
結合しきらなかった箇所はシステイン残基という未完成の部分が残ってしまい日常生活での水道水に含まれるの金属イオンという成分が付着しやすくなり、髪のガサつきやゴワつきの原因にもなってしまいます。
主にこの原因は最初に行った髪の結合の切断と中間処理の工程に関係していて、最終的に2液による再結合の時に酸化エラーというミスが発生してしまう場合があります。
\ POINT! /薬剤塗布、中間処理、アイロンの工程、酸化結合が上手くいっていれば綺麗な美髪の状態が固定化されます。システイン残基は絶対にできてしまいますが、美容師よ1液の選定と中間処理での考え方によっても左右されます。
「STEP❺」縮毛矯正の後処理で髪を安定化させる

ココがポイント
髪が一番安定するのはPH4.5~5.5(弱酸性)なのでここでなるべく戻します。
縮毛矯正はアルカリ、中間処理、酸性のphの変換や残留還元剤やその他の不純物などの関係でヘアカラーよりも不安定にさせる施術です。
最後はできるだけ元の状態に寄せてあげる事で髪が安定してストレートが定着していきます。
ここでも中間処理で使用した補修成分とトリートメントなどを使用します。
\ POINT! /縮毛矯正をかけてすぐに髪をしばったり巻いたり耳にかけたりしないで欲しいというのは髪が安定するまで数日間かかるためです。結合が安定しない状態で縛ってしまうと跡がついてしまう場合があります。
「補足知識❶」縮毛矯正の失敗とダメージの原因について

縮毛矯正によるダメージは主に、以下のような原因によって起こります:
ダメージポイント
- 薬剤が過剰に髪内部に作用する
- 高温アイロンが髪のタンパク質を変性させる
- 髪質に合わない施術プロセスが選ばれる
- 熱焼けやビビリ毛にしてしまった
- 薬剤の反応が不十分
- 再結合しない箇所ができる
- 薬剤の残留物や不純物を残した
- 髪の再結合エラー
場合によってはブリーチに匹敵するぐらいダメージしてしまう場合もあります。
\ POINT! /縮毛矯正はヘアカラーや通常のパーマに比べると失敗すると直しにくい場合が多く、薬剤と熱の負担もかかります。失敗するとブリーチに匹敵するダメージになる可能性もある施術です。
「補足知識❷」縮毛矯正に特化した専門の美容室や美容師とは?

「縮毛矯正に特化した美容室や美容師」との特徴をあげると
- 毛髪理論を意識している
- 薬剤に対しての知識がある
- 流行っているから推している
個人的な意見として3つのパターンのどれかだと思います。
ちゃんと知識と技術力のある美容師は
- 髪に合ったPHと還元剤のパワーの調整
- クセ毛の種類に応じた薬剤の種類
- 中間処理の重要性の本当の理解
- アイロンやブローの技術と感覚
などの知識やスキルがオールマイティに仕事をする美容師よりも長けているはずです。
縮毛矯正を失敗したくない、より綺麗に仕上げてもらいたいなら縮毛矯正の専門美容室や縮毛矯正専門の美容師に施術をまかせた方がいい理由はコレだと思います。
\ POINT! /縮毛矯正は髪の内部までいじくり回す施術内容です!毛髪理論や薬剤知識のある専門の美容室で施術を受けた方が後にトラブルが起きにくいかも!?
縮毛矯正と髪質改善「美髪を作るベストなプランと施術について」

縮毛矯正と髪質改善の効果の違いを理解してベストなプランで美髪を目指す!

髪のクセや広がりに悩んでいる方にとって、「縮毛矯正」と「髪質改善」はどちらも魅力的な施術です。
ここでは、再度まとめとしてそれぞれの特徴と、美髪を長くキープするための理想的な施術プランをTAKAHATAなりに提案します。
「プラン❶」縮毛矯正から始めるパターン

推奨頻度:クセ毛が気になりだしたら(4~6ヶ月)に一度が平均、クセ毛ではなく美髪を目指して髪質改善をしっかり始めたい目的の方は年に1回でも◎
縮毛矯正は、髪のクセや広がりを根本的に解決したい方におすすめの施術です。
以下のようなお悩みを持つ方に最適です。
ココがポイント
- 強いクセ毛・うねり・広がりが気になる
- パヤ毛を抑えたい
- 湿気や汗で髪がすぐに広がる
- アイロンやブローをしてもすぐに元に戻る
- 長期間、扱いやすいストレートヘアを維持したい
- 髪を乾かすだけでストレートになる楽な髪にしたい
- 髪質改善の効果をフルに発揮したい
- 毎日のヘアアイロンで無駄に傷ませたくない
縮毛矯正は確かに負担のかかる可能性のある施術ですが髪の状態に応じて「アルカリ、中性、酸性」などでphをダメージレベルに応じて設定して、クセの強さに合わせて還元値というものを計算して施術を行う事で日常でのトータル的なダメージを抑える事もできます。
とにかく楽ちん重視、髪質改善をこれからちゃんと始めたい方の根本の問題を解決できます。
\ POINT! /面倒くさがりの方、髪にあまり時間をかけたくないよ!という方ほど縮毛矯正は楽になるのでオススメです!
「プラン❷」髪質改善から始めるパターン

推奨頻度:2~3ヶ月程度(感覚を開けすぎない事が大事)
髪質改善は、クセを伸ばすのではなく、髪のコンディションを整え、ツヤやまとまりを向上させる施術です。以下のような方におすすめです。
ココがポイント
- 髪のパサつきやダメージが気になる
- 広がりを抑えたいが、ストレートにはしたくない
- 縮毛矯正をした髪をメンテナンスしたい
- ブリーチやカラーのダメージをケアしたい
- ツヤを出して、美髪を目指したい
効果、持続性、質感をさらに高めたい場合は髪質改善カラーとは別に髪質改善トリートメントをメニューに追加すると◎
髪質改善カラーでも十分に効果はあります。
お客様からは綺麗になるのは当たり前ですが、ドライヤーの時間がかなり早くなったと喜びの声を頂いています。
\ POINT! /髪質改善トリートメントや髪質改善カラーだけでもツヤツヤでツルツルになります!縮毛矯正をかけないと効果がないという事はありません。
「アドバイス」美髪を保つための理想的な施術プラン
step
❶縮毛矯正をかけてから髪質改善をスタートさせる
step
❷縮毛矯正は必要なく、髪質改善からスタートさせる
自分の髪質、目的、都合にあったプランで美髪を目指してみてください。
「STEP❶」縮毛矯正をかけてから髪質改善を行っていく場合

縮毛矯正はリタッチなどを含めてクセ毛の具合で年に2~3回程度がベストです。
縮毛矯正は必要ない、髪質改善だけでいいよ!という方は「STEP❷」からスタートしてください。
\ POINT! /ヘアカラーなどを行う2~3ヶ月おきに髪質改善トリートメントや髪質改善カラーでメンテナンスをしていくと◎
髪質改善を同時に行いたい場合
縮毛矯正と同じ日に髪質改善トリートメントや髪質改善カラーの施術も可能です。
\ POINT! / 縮毛矯正でクセを伸ばたあとに髪質改善を行うと髪をしっかりさせるヘアケア効果もあるので別の日じゃなくても◎
「STEP❷」髪質改善のみ定期的に行いメンテナンスをしていく。

2~3ヶ月に一度の感覚で髪質改善メニューを行うのがベストです!結合が微妙に残っている状態で足していくと髪にとってとても良いと思います。
髪質改善で作った結合は永久的ではないので、定期的に行う事が重要です。
髪質改善を行うとしばらくは「髪がまとまる、ハリコシと艶感が出る、朝の準備時間やドライヤーの時間が短縮できる」などの効果が続きます。
\ POINT! /期間を空け過ぎると元に戻ってしまうので定期的に行う事が重要です。
髪質改善の効果的な順番は?

ココがポイント
- 髪質改善トリートメントと髪質改善カラーを同時施術
- 髪質改善トリートメント
- 髪質改善カラー
\ POINT! /髪質改善トリートメントと髪質改善カラーを同日に行う事でダメージを抑えつつヘアケアの効果も高くなります!髪質改善カラーの場合は髪質改善の成分を多く配合させるとカラーの発色に影響が出るため髪質改善トリートメントの方が効果や持続性は高くなります。
「補足知識❶」リタッチ縮毛矯正と髪質改善の併用でダメージレスな施術が可能

リタッチ縮毛矯正の目安
- クセが強い方 → 3〜4ヶ月ごとにリタッチ
- クセが弱い方 → 6ヶ月ごとにリタッチ
- 毛先は髪質改善トリートメントで対応
一度縮毛矯正をかけた箇所に縮毛矯正を何度もかけると負担がかかるので、次回の縮毛矯正の時には「根本は縮毛矯正、中間から毛先は髪質改善トリートメントor微還元ストレート」という方法で毛先までメンテナンスする事でダメージを抑えながら毛先もまで艶感とダメージ部分を補修する事ができます。
\ POINT! /一番最初の毛先までかける縮毛矯正がバッチリ上手くいけばその後は髪への負担を最小限に抑えたまま綺麗な髪をキープする事が可能です。
「補足知識❷」次の縮毛矯正までの間は「髪質改善」でクセ毛が収まる

縮毛矯正をかけた髪は、時間が経つと乾燥しやすくなり、ツヤやまとまりが失われがちです。
そのため、縮毛矯正をかけた後の髪のメンテナンスとして酸熱系の髪質改善を行うとクセ毛が馴染みます。
ココがポイント
- 髪質改善トリートメント → 縮毛矯正のダメージを補修し、ツヤ感をアップ
- 髪質改善カラー → カラーしながら髪を整え、色持ちを良くする
- 保湿・補強ケア → 縮毛矯正後の髪の乾燥対策
酸熱トリートメントは髪の内部に結合を作り歪みを支えてクセを抑える効果があるので少し伸びた根本もしばらくは馴染みやすくなります。
\ POINT! / 髪の毛にもハリコシや艶感が復活します。髪が健康毛のように疏水性によるので無駄な水が含みにくくドライヤーで乾かす次回も早くなります。
縮毛矯正を長持ちさせるためには?ホームケアはどうしたらいい?

縮毛矯正をキープするためにはホームケアも大切です。

縮毛矯正をかけたあとの注意点があります。
ココに注意
- 1週間はできるだけ縛らない
- 最低でも24時間は濡らさない
- 耳にかけるのも数日は気をつける
\ POINT! /とくに後頭部はクセが強い部分で強く縛ったりすると薬剤の反応が完全に安定していないので跡がついてしまう場合があるので注意が必要です。
縮毛矯正を長持ちさせるポイント
- 施術後48時間は特に髪を結んだり、ピンで留めない
- シャンプーはアミノ酸系の優しいものを選ぶ(強い洗浄力のものは避ける)
- ドライヤーでしっかり乾かし、自然乾燥を避ける
- 週1〜2回の集中トリートメントで保湿をしっかりする
- 紫外線や熱ダメージを防ぐため、ヒートプロテクト剤を使用する
- 髪質改善成分の入ったホームケア製品を使うと◎
髪質改善の成分が配合されたヘアケア製品がオススメ!

縮毛矯正をかけた髪をキープするために、美容室でも使用される「髪質改善成分」が配合されたホームケア製品があります。
自宅でのケアに取り入れることで、髪の保湿・補修だけでなく、ハリ・コシを出して髪を強くする効果も期待できます。特に以下の成分が含まれた製品を選ぶと、縮毛矯正が長持ちしやすくなります。
髪質改善に効果的な成分

髪質改善の成分
- レブリン酸:髪の強化と補修効果があり、熱処理との相性が良い。
- トステア(アミノエチルチオコハク酸ジアンモニウム):髪の内側から補修し、ハリ・コシを向上させる。
- 活性ケラチン:髪のタンパク質を補い、ダメージ補修に役立つ。
- エルカラクトン:ドライヤーやアイロンの熱と反応し、キューティクルを整えツヤを出す。
\ POINT! /ホームケアでの髪の歪み対策、保湿効果、熱からの保護する効果のある成分を使用するとダメージを抑えながら縮毛矯正と髪質改善の効果も高まります。
シャンプー&トリートメントの選び方「レブリン酸配合がオススメ!」
避けるべき成分

- 強い洗浄成分(ラウレス硫酸Na・ラウリル硫酸Naなど):髪の潤いを奪い、パサつきやダメージの原因になる。
- 高アルカリ性のシャンプー:キューティクルを開かせてしまい、縮毛矯正が取れやすくなる。
おすすめのシャンプー
- アミノ酸系シャンプー(ココイルグルタミン酸Naなど):髪に必要な水分を保ちつつ、やさしく洗える。
- 保湿成分配合のシャンプー(ヒアルロン酸・ケラチン・セラミドなど):縮毛矯正後の髪に潤いをプラスし、パサつきを防ぐ。
さらにレブリン酸が配合されているシャンプーを使用すると艶感と保湿感も上がり広がりを抑える効果も高いのでオススメです!
\ POINT! / 洗顔と同じで洗浄力の強い成分で洗うと髪に負担がかかり油分も減ってしまうので、洗浄力がマイルドなシャンプーを選ぶのがポイントです。
おすすめのトリートメント
- ケラチン配合トリートメント(加水分解ケラチンなど):髪の補修をしながら、ハリ・コシをアップ。
- ヒアルロン酸配合トリートメント:髪の内部に潤いを補給し、乾燥やパサつきを防ぐ。
- エルカラクトン配合トリートメント:ドライヤーやアイロンの熱と反応し、髪を補強しながらキューティクルを整える。
\ POINT! / トリートメントは、毛先を中心になじませ、時間を置いてしっかり浸透させるのがポイント!
ドライヤーの使い方

- タオルドライでしっかり水分を取る → ゴシゴシこすらず、やさしく押さえるように!
- ドライヤーは15cm以上離して使う → 近すぎると熱ダメージでクセ戻りの原因に。
- 根元→中間→毛先の順に乾かす → キューティクルを整えながら乾かすことで、ツヤのある仕上がりに。
- 冷風で仕上げる → 最後に冷風を当てると、髪の形がキープされやすくなる!
ヘアミルクとヘアオイルは併用が推奨です。
このあとヘアアイロンを使う予定ならヘアミルクだけつけて乾かすように、ヒートプロテクト以外のヘアオイルを使用すると髪が油で焼けてしまいます。
\ POINT! / ブラシを使いながら乾かすと、よりツヤが出てサラサラに♪
アイロンの使い方

- 高温(180℃以上)でのアイロン:髪が硬くなり、縮毛矯正が取れやすくなる。
- 濡れたままの髪にアイロンを当てる:髪の内部の水分が蒸発し、ダメージが大きくなる。
オイルはアイロンの後が◎
ミルクで保湿させてオイルで保湿を逃さないようにする効果があります。
\ POINT! /ヒートプロテクトオイルの場合はアイロン前に使用する事で熱から守ってくれたり成分が定着して補修する効果のものもあるので、その場合はアイロン前に使用しても◎
【札幌縮毛矯正】これから美髪を目指したい方へ

美髪形成 札幌近郊で縮毛矯正や髪質改善をご検討中の方は是非ご相談ください!

ご質問、ご予約などのお問い合わせはInstagramか公式ラインから承ります。
「札幌 縮毛矯正 専門美容師」TAKAHATAがさらに詳しく解説します。

TAKAHATAのこだわりポイントです。毛髪科学を勉強した結果、原料を使用するという結論に至りました。質感、持続性、補修力などが向上した縮毛矯正や髪質改善メニューの提供が可能です♪

小難しい話しですが、僕が縮毛矯正や髪質改善を専門でやる美容師として意識しているポイントです
毛髪理論ってやつです。
実際には縮毛矯正ってかなり複雑な反応が起きているので少しだけ解説して何故仕上がりの満足度が高い施術をできるのか説明します。
軽くだけです。
縮毛矯正はただ伸ばすという単純な話しではない。

適当に聞き流してください。
縮毛矯正でクセの結合を切る反応を還元といいまして、還元反応には2つの反応があります。
❶KSSK+KSH⇆KSSR+KSH
❷KSSR+KSH⇆RSSR+KSH
結合が切れていく反応の流れですが、最後はKSHとKSHをくっつけて縮毛矯正が完成するのですが、その最中に残留してはいけないもの、最後まて反応を進ませないと変な結合か残ったまま縮毛矯正が未完成な縮毛矯正になってしまう事があります。
というよりも100%の完成は不可能です。
この問題をできるだけクリアする事で縮毛矯正のクオリティに差が出てきます。
縮毛矯正の薬剤の種類とその特徴

縮毛矯正で使うストレート剤(還元剤)には種類と結合を切る箇所の違いなどスペックが違う。
武器と魔法とアイテムのお話しです。
- ストレート剤(還元剤):魔法
- 処理剤:アイテム
- ストレートアイロン:武器
基本的にはこの3つを使用します。
縮毛矯正の薬剤、処理剤の種類、ストレートアイロンで仕上がりが変わる

ストレート剤には詳しくは話しませんが
- チオグリコール酸
- システアミン
- GMT
- スピエラ
- システイン
- チオグリセリン
- サルファイト
などの種類がありそれぞれ「結合の切る深さ、強さ、親水性、親油性、質感の違い」さまざまな特性を持つ薬剤を使い髪の結合を切ります。
アイテムはケラチンなどの補修成分、毛髪の熱や摩擦から守るの保護材、酸性やアルカリ性などを調節するバッファー剤というものを主に使用してダメージ防止や薬剤の負担を減らすためのもので仕上がりのクオリティにも関係してきます。
ストレートアイロンは薬剤て結合を切り処理剤使い髪の整えた後に熱を使いクセを伸ばし髪を整えます。
その後に2液である過酸化水素やブロム酸というもので伸ばしたい状態を固定化するのですが技術以外にもこの工程で仕上がりのクオリティが左右されます。
髪のダメージでアルカリ性・中性・酸性を使い分ける

健康的はアルカリ性、ダメージやカラー毛は中性、ダメージが進行してしまっているがどうしてもかけたい場合は酸性など縮毛矯正派PHのコントロールも重要です
ちなみにヘアカラーやブリーチもアルカリ性です。
各薬剤が髪に与える効果とリスクを考えている
薬剤の効果だけでなくリスクにも配慮しています。例えば、強力な薬剤を使えばクセは伸びやすいですが、髪への負担が増えるリスクもあります。
逆に優しい薬剤を使う場合は施術時間が長くなることも。そのため、お客様一人ひとりの髪質や履歴に合わせた判断が重要です。
縮毛矯正で起きている科学反応とは?

ここ重要です!リスクはあるが成功させるとバッチリ決まる縮毛矯正について。
あまり詳しく説明するとお客様向きではないので軽くお伝えします。
僕はいちお専門でやらせて頂いているので、髪の結合を「切ってくっつける」という単純な考え方ではなく、KSSK RSH KSSR KSHとKSSR KSH RSSR KSHという2つの反応を意識しながら施術を行っています。この考え方を持つようになってから、仕上がりのクオリティや次回の来店時の状態が良くなり、お客様からも質感や持続性にご満足いただいています。
クセ毛の結合は切るには2段階の反応がある。
縮毛矯正では、「SS結合」と呼ばれる髪の形状を繋ぎ止める非常に繊細な結合を切断します。これは、1液に含まれる還元剤という成分の働きです。
1液で結合を切り、2液で酸化させて再結合させるという作業ですが、100%の再結合は不可能です。
少しでも100%に近づけるために、先程のKSSKのようなローマ字の難しい反応を意識した工程を行う必要があります。
失敗すると反応が不十分でクセが戻ったり、髪の強度が落ちてダメージを受けやすくなる原因となります。
縮毛矯正における中間処理の重要性:補修成分の補給と残留還元剤を減らす
1液を流す際に行うシャンプー台での工程が「中間処理」です。この時、ただ流してシャンプーするのではなく、反応を意識した処理を行うことで仕上がりに大きな差が出ます。
例えば、以下のような処理を行います
- ストレート剤を徐々に薄めて流す
- 水圧で中の結合をズラす
- 再結合しやすいように水の反応を利用する
- 不具合が起きやすい残留物の除去
- 髪質に合わせて処理剤を入れ込む
などです。
ただシャンプーして薬剤を流しているわけではありません。
縮毛矯正の失敗とダメージの原因を深く解説

縮毛矯正にはダメージの原因がいくつかある、それぞれの原因を知っていると対処方法も変わりリスクを下げつつ仕上がりのクオリティが上がる。
縮毛矯正のダメージの原因になるのは薬剤、時間、PH、処理不足、物理的ダメージです。
それぞれの施術工程に対して色々と考えなければいけない事があるので正直大変で頭も回転させアイロンも使用するので神経も使います。
ただ伸ばしているだけではなく頭脳戦的な要素も僕はあると思っています。
というわけで縮毛矯正をやられていてダメージの原因になる要素をお伝えします。
薬剤の種類や濃度の強さが髪に与える影響

チオグリコール酸、システアミンなど色々とあるのですが、全ての薬剤に特徴があり作用する箇所や質感の違いがでます。
ミスをすると結合を切りすぎる、結合を切り損ねる、薬剤が強くダメージをしてしまいます。
健康毛、カラー毛、ブリーチ毛、ハイダメージ毛、エイジング毛、細毛、太毛など様々な状態に合わせた薬剤の種類と濃度の調節が必要になります。
このストレート剤(還元剤)により柔らかい、ハリコシが出るなど質感に影響が出るポイントでもあります。
PHや反応時間が髪に与える影響

縮毛矯正では、薬剤の濃度やpH(薬剤の性質を示す値)、さらに髪に薬を置く時間がとても重要です。
これらのバランスを間違えると、髪に必要以上の負担がかかり、乾燥や切れ毛、パサつきの原因になってしまいます。
なるべく的確な薬剤濃度、PH、時間のコントロールをした施術を行うことで、髪のダメージを抑えながら美しい仕上がります。
過剰なアイロン温度がもたらすタンパク質変性

縮毛矯正で使うアイロンの温度が高すぎると、髪の中の「タンパク質」が壊れてしまい、硬くなったり髪が傷んだりする原因になり、伸ばし具合や水分量も見ながら行わないといけないのでとても難しい作業です。
適切な温度で、必要以上に熱を加えないことが大切です。アイロンを使う工程は、まっすぐな髪を作るための大事なプロセスですが、同時に髪へのダメージリスクを避けるための慎重な技術が求められます。
縮毛矯正は薬剤選定とアイロン工程の2つの調節が綺麗に伸びる伸びないの重要ポイントになります。
中間処理や後処理の不足によるダメージの蓄積

縮毛矯正は、薬を流したり、仕上げに必要なトリートメントを施す「中間処理」や「後処理」が欠かせません。
意識してやるやらないでは大きな差が生まれます。
これらの工程が不十分だと、髪に薬剤が残ってしまい、時間が経つとダメージが蓄積される原因になります。
また、中間処理は髪がヘロヘロの状態なので栄養分が普段入らない深い部分までのアプローチが可能になります!
ストレート剤でも質感や仕上がりは変わるのですが、このポイントでどの成分をどの順番で入れ込んでいくのかでも仕上がりのダメージ具合、持続性などのクオリティに差が出るポイントです。
縮毛矯正の薬剤(還元剤)による仕上がりや質感の違いを比較

髪のダメージ、クセ、質感に合わせた薬剤を選定する事で仕上がりが明らかに変わる。

先程も出てきたストレート剤に含まれる髪の結合を切る成分、還元剤の質感についてです。
簡単に言うと「柔らかい、ハリコシ」などです。
元の髪質、ダメージ具合などを見て種類、濃度、PH、時間を調整していきます。
柔らかい質感を作るシステアミン

システアミンという薬剤は、クセを優しく伸ばしながら、柔らかい質感を保つ特徴があります。
髪への負担が少ないため、自然な仕上がりを目指す方やダメージが気になる方に向いています。
僕は微還元メニューの時に配合して使う事が多いです。
しっかりクセ毛を伸ばしストレートを目指すチオグリコール酸

チオグリコール酸は、縮毛矯正で広く使われる薬剤で、クセの強い髪にも効果的です。
ただし、強力な分、髪への負担が増える場合があるため、髪の状態に合わせた使い方が重要な還元剤です。
髪の深いところの結合を切る還元剤です。
他の薬剤で無理やり伸ばそうとした方が痛むのでマストなストレート剤になります。
ダメージ毛にも使える:酸性薬剤のスピエラとGMT

酸性薬剤は、低ダメージで自然な仕上がりが特徴です。
ダメージヘアやクセが少ない髪の方に最適で、髪質改善を目的とした施術にも多く使用されます。
誤解されがちなのは酸性ストレートはいい!流行っている!
みたいな流れで縮毛矯正をやるとクセが伸びない、ダメージを抑えるはずなのにめちゃくちゃ傷んだ!みたいなトラブルって実はめちゃくちゃ多いんです。
ざっくり原因は「薬剤が優しすぎてアイロンで頑張って髪を焼いた、かなり残留しやすく処理方法を理解していないと結合も不十分、残留したまま家に帰る事になる」などです。
結構取り扱いがセンシティブな薬剤になります。
ハイダメージ毛、ブリーチ毛やメインの薬剤を少し調節する時に僕は使います。
縮毛矯正の疑問解決!よくある質問(FAQ)

縮毛矯正について失敗、疑問、不安を解決。想定される質問をまとめてみた。
縮毛矯正と髪質改善の違い
Q1. 縮毛矯正と髪質改善はどちらを選べばいい?
縮毛矯正は髪の結合を切り再結合させることで、永久的なストレートヘアを実現します。一方、髪質改善は補修や補強を目的としており、髪内部のケアを重視する施術です。
こんな方にオススメ!
・クセ毛や広がりをしっかり抑えたい → 縮毛矯正
・髪の艶やハリを向上させたい → 髪質改善
・次回の縮毛矯正までのメンテナンスをしたい → 髪質改善トリートメント
Q2. 酸性ストレートと縮毛矯正の違いは?
酸性ストレートは「弱酸性の縮毛矯正」とも呼ばれ、アルカリ性の縮毛矯正よりもダメージを抑えながらストレートヘアを作る方法です。ブリーチ毛やハイダメージ毛にも適用しやすく、より自然な仕上がりになります。ただし、健康毛では伸びにくいため、髪質に合わせた薬剤選定が重要です。
Q3. 縮毛矯正と髪質改善は同時にできる?
可能です!縮毛矯正でクセ毛を伸ばし、その後、髪質改善トリートメントを施すことで髪の内部補修を行い、持続性の高い美髪をキープできます。特に、艶や質感を重視する方には、併用施術がオススメです。
Q4. 縮毛矯正と髪質改善ストレートは同じ?
美容室によって定義が異なりますが、施術内容はほぼ同じです。縮毛矯正に髪質改善成分(グリオキシル酸、活性ケラチン、レブリン酸、トステアなど)を加え、ダメージを抑えつつストレートにするメニューとなります。
Q5. 髪質改善トリートメントと髪質改善カラーの施術頻度は?
目安として2〜3ヶ月以内に行うのが効果的です。長期間放置すると髪のダメージが進行し、トリートメントの効果が十分に発揮されないことがあります。
縮毛矯正の効果と持続性
Q6. 縮毛矯正をかけると髪は傷む?
縮毛矯正は薬剤と熱を使用するため、一定の負担がかかります。ただし、日常的にストレートアイロンを使用するよりも、トータルでのダメージは抑えられる場合が多いです。適切な薬剤選定とアイロン操作の技術が重要になります。
Q7. 縮毛矯正の持続期間は?
施術した部分は半永久的にストレートですが、新しい髪が生えてくるため、4〜6ヶ月ごとのリタッチを推奨します。クセが弱い方は1年に1回でもOK。
Q8. 縮毛矯正後の「うねり戻り」が起こる原因は?
・新しく生えてきた髪との境目でクセが出る
・施術時に適切なストレート処理がされていなかった
・髪の水分や油分バランスが崩れた
ホームケアでの適切な保湿と補修が、持続性を高めるポイントになります。
縮毛矯正の施術時間と料金
Q9. 施術時間はどのくらい?
縮毛矯正は3〜4時間ほどかかります。
ダメージ修正ストレートの場合は4〜5時間。
Q10. 縮毛矯正の料金は?
TAKAHATAの縮毛矯正は、毛髪理論に基づいた専門施術のため、平均よりも高めの料金設定になっています。
縮毛矯正(トリートメント込み):¥33,000〜
Q11. 縮毛矯正が取れた場合の対応は?
施術後2週間以内であれば無料でお直しが可能です。お悩みがある方はお気軽にご相談ください。
カラー・パーマとの相性
Q12. 縮毛矯正後にカラーをしても大丈夫?
縮毛矯正とヘアカラーの同日施術は可能ですが、髪のダメージ状況により後日施術した方が良い場合もあります。特に10トーン以上のトーンアップは避けた方が無難です。同時にブリーチをするのは不可です。
組み合わせメニューではお得な価格設定になっている場合もあるので、活用するのがおすすめです。
Q13. 縮毛矯正をかけてもデジタルパーマは可能?
基本的にはオススメしません。縮毛矯正後の髪は熱処理を受けており、さらにデジタルパーマを加えるとダメージが蓄積する可能性が高いためです。
可能な場合と不可能な場合がありますが、当店ではデジタルパーマの施術は行っておりません。もしパーマをかける場合は、2週間以上間隔を空けることを推奨します。
Q14. 縮毛矯正後にブリーチをするとどうなる?
縮毛矯正後にブリーチをすると髪が荒れたり、ストレートが取れる可能性があります。特に過度のブリーチは髪の内部構造を壊し、髪がゴムのように伸びてしまうリスクがあります。そのため、縮毛矯正後のブリーチは避けるのがベストです。
Q15. 縮毛矯正をした髪に市販のカラー剤を使っても問題ない?
市販のカラー剤の強いアルカリ成分が縮毛矯正で残留した薬剤と反応し、髪に予期せぬダメージを与える可能性があります。
また、ホームカラーをした直後に縮毛矯正を行うのも避けるべきです。サロンでの適切な薬剤選定を推奨します。
縮毛矯正後のホームケア
Q16. 縮毛矯正を長持ちさせるための自宅でのヘアケアは?
・保湿ケアを徹底し、髪の乾燥を防ぐ
・シルクやサテンの枕カバーを使い、摩擦を軽減
・洗い流さないトリートメントを使用し、髪の保護を強化
Q17. 縮毛矯正後にシャンプーはいつからOK?
できれば48時間は髪を濡らさないことを推奨します。最低でも24時間は我慢しましょう。
Q18. 縮毛矯正後の髪の毛を傷みにくくするナイトケアは?
縮毛矯正後の髪はデリケートなので、ナイトケアが重要です。シルクやサテンの枕カバーを使うと、摩擦を減らし、髪のダメージを軽減できます。また、オイルやクリームを適量塗布し、髪の水分を守りましょう。
Q19. 縮毛矯正後の紫外線対策は必要?
必要です!紫外線は髪の乾燥・退色・ダメージの原因になります。外出時にはUVカットスプレーを使用し、帽子や日傘で保護しましょう。
縮毛矯正後のスタイリング
Q20. 縮毛矯正後に髪を結んでもいい?クセがつきやすい?
縮毛矯正後1週間は髪を結ばない方が良いです。
お仕事などで縛る必要がある場合は緩めに結び、可能であれば休憩中にほどくことを推奨します。
Q21. 縮毛矯正をかけた髪にヘアアイロンを使っていい?
可能ですが、140度以下の低温で軽く使用することを推奨します。ダメージを最小限に抑えながら、艶感を出すために活用できます。
Q22. 縮毛矯正後の髪がペタンとなる?ボリュームを出す方法は?
縮毛矯正は根元ギリギリに薬をつけると、ボリュームが失われることがあります。
ボリュームを出すには、根本を起こしながらドライヤーで乾かすことが効果的です。
Q23. 縮毛矯正をするとヘアセットしづらくなる?ヘアアレンジのコツは?
適切に縮毛矯正をかければ、ヘアセットのしやすさは維持できます。ただし、薬剤選定やアイロン操作のミスがあると、硬い質感になり、巻き髪などのセットがしづらくなることがあります。
コテ巻きやアレンジを楽しみたい方は、柔らかく仕上がる縮毛矯正を選びましょう。
縮毛矯正の失敗と対処法
Q24. 他の美容室で失敗したビビリ毛などの縮毛矯正を直すことはできますか?
過度なダメージでなければ修正可能です。ただし、硬くなり過ぎた髪を完全に柔らかくするのは難しい場合があります。状況によるので、一度ご相談ください。
Q25. 縮毛矯正の失敗例にはどんなものがある?
・髪が不自然に真っ直ぐになりすぎる
・髪が硬い質感になってしまう
・結合の切断が不十分でクセ毛が伸びなかった
・結合を切りすぎて髪の強度が低下
・アイロンの熱で焼けて乾燥毛になる など。
広がりが収まらずアイロンを頻繁に使うと、乾燥が進みやすいので、ヘアミルクやオイルで保湿ケアをしましょう。
髪の健康とダメージ対策
Q26. 縮毛矯正後に髪が乾燥してパサつく、広がるのはなぜ?
縮毛矯正の薬剤や熱処理によって、髪の水分が失われ、キューティクルがダメージを受けるためです。特にアルカリ性の薬剤は髪の水分保持能力を低下させ、乾燥しやすくなります。
対策:保湿力の高いシャンプー・トリートメントを使用し、洗い流さないトリートメントやヘアオイルで水分を補給しましょう。
Q27. 縮毛矯正後に髪が硬くなった場合の対処法は?
縮毛矯正後に髪が硬くなるのは、熱処理や薬剤によるタンパク質の変性が原因です。
対策:アミノ酸系のトリートメントで髪の内部を補修し、ヘアオイルで適度な油分を補給すると、しなやかさが戻ります。
Q28. 縮毛矯正をすると髪が細くなることはある?
縮毛矯正で髪が細くなることはありませんが、ダメージによりハリ・コシがなくなり、細くなったように感じることがあります。
対策:補修効果の高いケラチントリートメントやタンパク質補充のヘアケアを行いましょう。
Q29. 縮毛矯正後に髪がチリチリになったのはなぜ?
以下の要因が考えられます:
- 強すぎる薬剤を使用し、髪の内部構造が損傷
- アイロンの温度が高すぎてタンパク質変性が起きた
- 元々ダメージが蓄積していた髪に縮毛矯正をかけた
対策:施術前のカウンセリングで髪の状態を見極め、適切な薬剤選定を行うことが重要です。
Q30. 縮毛矯正後に枝毛や切れ毛が増えた原因は?
強い薬剤やアイロンの熱によるダメージで、髪の内部が弱くなり、摩擦や乾燥による負荷で枝毛・切れ毛が発生します。
対策:ダメージを最小限に抑えるために、トリートメントとヘアオイルで補修を行いましょう。
Q31. 縮毛矯正はハイダメージ毛にもできる?
ハイダメージ毛にも施術は可能ですが、髪の状態を見極めて慎重に行う必要があります。
対策:
- 酸性ストレートを使用し、負担を抑える
- トリートメント成分を多く含む薬剤で施術する
ただし、極端に傷んだ髪には施術を避けたほうが良い場合もあります。事前に髪の診断を受けることをおすすめします。
薬剤・施術の仕組み
Q32. 縮毛矯正の薬剤にはどんな種類がある?
主に「アルカリ性」「中性」「酸性」の3種類があります。
- アルカリ性:強いクセを伸ばしやすいが、ダメージが大きめ
- 中性:マイルドで扱いやすい
- 酸性:ダメージを抑えつつ自然な仕上がり
髪質やダメージレベルに合わせた薬剤選びが重要です。
Q33. 酸性ストレートはダメージが少ない?
一般的に酸性ストレートはアルカリ性よりもダメージが少ないとされています。ただし、アイロンの熱による影響は変わらないため、適切な施術が重要です。
Q34. 縮毛矯正の薬剤の強さはどのように選ぶ?
髪質やダメージレベルに応じて選びます。
- 健康毛・強いクセにはアルカリ性
- ダメージ毛には酸性や中性
適切な薬剤を選ばないと、髪に過剰なダメージがかかるため、事前のカウンセリングが重要です。
Q35. 縮毛矯正の薬剤によるアレルギーはある?
可能性はあります。特にチオグリコール酸やシステアミンといった成分にアレルギー反応を示す人もいます。
対策:かぶれやかゆみが気になる場合は、パッチテストを行い、安全を確認してから施術を受けましょう。
Q36. 縮毛矯正の薬剤は肌に触れても大丈夫?
基本的には直接肌につけないように施術します。頭皮が敏感な方は、保護剤を使用するなどの対策が有効です。
万が一、肌に薬剤がついて赤みやかゆみが出た場合は、すぐに洗い流し、必要に応じて皮膚科を受診してください。
縮毛矯正をやめる方法
Q37. 縮毛矯正をやめることはできる?
可能です。ただし、縮毛矯正をした部分は半永久的にストレートのままなので、新しく生えてくる髪との境目をどう整えるかが重要になります。髪の状態に応じて、カットやトリートメントを併用するとスムーズに移行できます。
Q38. 縮毛矯正をやめる方法はある?
根元から自然に伸びた髪に合わせてカットをしながら、徐々に縮毛矯正部分をなくす方法が一般的です。
また、クセを和らげるトリートメントやスタイリングを活用して、ナチュラルな移行を目指すのもおすすめです。
Q39. 縮毛矯正をしても、また元の髪質に戻る?
縮毛矯正をした部分の髪は半永久的にストレートのままですが、新しく生えてくる髪は元の髪質のままです。時間の経過とともに、根元部分から元の髪質へと戻っていきます。
その他
Q40. 縮毛矯正は男性でもできる?
もちろん可能です。男性の縮毛矯正は、クセ毛を落ち着かせたり、スタイリングを簡単にするのに役立ちます。短髪でも対応可能なので、興味がある方はぜひご相談ください。
Q41. 縮毛矯正はどの季節にやるのがベスト?
湿気の多い梅雨時期や夏前に施術するのが人気ですが、乾燥しやすい冬に縮毛矯正をするのもおすすめです。
髪のダメージを考慮しつつ、一年中どの季節でも施術可能です。
Q42. 縮毛矯正をした後、温泉、プール、海水浴に行っても大丈夫?
可能ですが、塩素や海水によるダメージを受ける可能性があるため、保護スプレーを使用したり、直後にしっかり洗い流すことが大切です。
Q43. 縮毛矯正後にカットをした方がいい?
髪のダメージを抑え、形を整えるためにカットは有効です。特に毛先のダメージが気になる場合は、少しずつカットして整えると良いでしょう。
Q44. 縮毛矯正後に髪を短くしても問題ない?
問題ありません。ただし、髪を短くするとクセとストレートの境目が目立ちやすくなることがあります。
自然な仕上がりを求める場合は、長さを考慮してカットすることをおすすめします。
Q45. 縮毛矯正後に寝癖がつきやすくなる?
通常は寝癖がつきにくくなる傾向があります。ただし、髪が乾燥していると形がつきやすくなるため、適度な保湿ケアを心がけると良いでしょう。